2017年2月19日日曜日

北野天満宮の梅苑と、京街道続き(枚方)


北野天満宮の梅苑を見にいった。入場料700円で、お茶とお菓子がつきました。


メジロが数羽、枝の間をぴょんぴょんと飛び回るのがすごくかわいい。メジロというだけあってパンダみたいに目の周りが真っ白で面白い。


青空をバックにピンクの花がきれいです。


50種類1500本といううたい文句だけど、茶屋に花名譜があった。この左にもズラーとならんで写真に写り切れない。南高梅とかは梅干しでよく聞きます。



紅梅殿というだけあってこの季節が一番映えますね。


多くの和歌の額が飾られていたが、源信明(みなもとのさねあきら)が、ものすごく憂鬱そうにしているのが印象的。調べたけど地方官を歴任した著名な歌人ということで、憂鬱な理由は不明。


御土居も見れたんだけど、蘆山寺の御土居とちがってこちらはかなり大がかりな盛り土でした。

さて、北野天満宮のあとスーパー銭湯にいってゆっくりしていたら3時になってしまった。それでも少しは歩けるかと京阪で光善寺に向かう。



駅から少し歩いたところにある光善寺。日蓮上人の像がある。



日が暮れ始めてひらパーの観覧車が綺麗に見える。




枚方宿(じゅく)の鍵屋資料館。ここは昔は高級料亭だったらしい。このあたりは京街道沿いにあるのと、すぐ後ろには淀川が流れていたので交通の要所だったということ。大坂夏の陣で協力したからという理由で特権を得た船頭たちが、「くらわんか」と言って三十石船などに近づいて食べ物飲み物を売っていたところから「くらわんか舟」といったそうな。「くわへんのか」みたいな意味らしく、かなり失礼な商売人。



そばにあったレストラン。おしゃれだけど京都にはもっとおしゃれな店がいっぱいあるよ。


浄念寺。光善寺もそうだけど、屋根瓦がスロープのようにまっすぐ降りているデザインが美しいと思った。

京街道から外れるのだけど、丘陵の上のお寺が気になったので線路を渡って丘陵の裏側にまわると細い道を上がってお墓を抜けたところに見佛山臺鏡寺(だいきょうじ)があった。


鬼瓦が並べられていて、夕日のせいで、眼が光っていて若干不気味です。ここからは淀川がよく見えたので、昔は行きかう多くの舟と旅人や宿で食事を楽しむ人たちが見えたのでしょう。



ここにも梅が。夕日に当たってきれいです。



多くの上人(高僧)たちを祀った石塔が夕日に映えています。



京街道に戻って枚方駅に向かう道に古めかしい家があり、その横にブリキが看板が...
扶助料というのは恩給の一つで、旧軍人の遺族たちに支払われた年金のことだそう。それを立て替えるとはどういうことなのでしょうか。

ということで、今回は時間もなく枚方で打ち止めでした。次回はいよいよ樟葉に向かいます。まだ大阪-京都の半分にまで至ってなさそうです。やはり歩くのは時間がかかるなぁ。

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