「はしだて5号」で12時半に京都を出発して、お弁当を食べて本を読んでいると15時過ぎに到着します。
翌日月曜日は有休をとっているので、温泉のある夕日が浦海岸から日本海沿いに歩いて網野駅から電車で京都へ帰るプランです。
こちらが拡大図。
さて夕日が浦海岸ですが、名前だけあって、おもわず声に出るほどの美しさ。
宿は、あおき橘風苑。部屋からみた夕焼け。
食事ですが、とても魚が新鮮で美味しかった。お風呂は露天があり、夕日が眺められるのですが、ぬるめ好きな私には少し熱く長く入れなかったのが少し残念。
さて、翌朝、9時ごろに宿を出ます。
海沿いにあった海の家の廃墟。廃墟好きなので見入ってしまう。
海岸沿いに北西へ向かう。
小さな神社と港があり、ここから車道が途切れる。
立ち入り禁止の看板。漁師に怒られると怖いんだけど、看板の位置からして、なんとなく許してもらえそうな感じ。
歩いてみると、これがなかなかよい道で、とても気持ちがいい。
大泊古墳。奈良時代まで古代寺院があったそうな。
途中で土砂崩れに遭遇。これも去年秋の台風かな。多分このせいで、立ち入り禁止だったのだろう。
日本海の荒波に削られた岩々。
浜詰の漁村。
海沿いの坂にモザイクのように立つ家屋の間を歩く。
立派な地蔵様が。
七竜峠展望台。あいにくガスで景色は拝めず。
八重桜がまだ咲いていました。
網野の村が見えてきました。
海辺に棚田がありました。とても美しい。カエル達がいい声で合唱しています。
静御前を祀る神社です。
ここで、檀ノ浦へ向かう義経を静が見送ったと書いてありますが、そんな話あったかな?
屋島の檀ノ浦は大阪から悪天候時に出発しているし、下関の壇ノ浦の戦いも大阪からのはず。そもそも丹後からだとものすごく遠回りなので、この話は怪しい。
漁村の路地の先に静御前の生誕の記念碑が。
網野の漁村から駅に向かう道にあった浦島太郎出生の碑。こういうのがあると、静御前の話もますます怪しくなってくる。
でも丹後って、京の近くという雅な雰囲気と日本海という厳しく侘しい雰囲気が混ざっているので、浦島太郎や静御前の話がぴったりくるものがあります。
人気のない網野の村をひたすら歩く。
丹後鉄道にのって帰ります。
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