2年に一度開催されるアートフェスである「びわ湖ビエンナーレ」に行ってきました。
前回行ったのが2021年だったのですが、メインの近江八幡の観光エリア以外にも、長命寺や沖島でも展示をやるということで、まずは長命寺に行きます。
長命寺も4年前に訪れてから久しぶりです。長命寺は長命寺山(333m)にあってプチ登山みたいで良い運動になりますが、かなり上(257m)にも駐車場があります。
ふもとの日吉神社の前の駐車場に車を停めてから歩き始めます。さらに上の駐車場に行く場合はこの左側につづら折りの道路を走っていくことになります。
お寺までの階段は808段あるそうです。上の方には駐車場があって、駐車場からも100段ほどあるのですが、そこまでの階段の段差がそこそこ激しいです。やはり健脚コースというわけか。
お寺直前に後ろを振り返るとびわ湖の景色が見えます。約20分ほどでお寺まで登りました。プチ登山です。
ビエンナーレののぼりがひらめいていました。「ビエンナーレ」とはイタリアで「2年ごと」という意味だそうです。「トリエンナーレ」は3年ごと。
なんでイタリア語なんだろうか、と思って調べてみると、ヴェネチアの有名なアートフェスがビエンナーレで、どうやらそこから来ているみたい。
この作品はお寺とよく調和しています。
長命寺は比叡山と同じ天台宗なのに織田信長の焼き討ちを逃れただけではなく庇護されていたそうで、織田信長が天台宗という宗派を目の敵にしたのではないことがわかります。
比叡山という当時の腐敗した組織が、金貸しで暴利を貪り、僧兵の暴力集団になっていたことが許せなかったのでしょう。
ということで長命寺のビエンナーレはあまり面白くありませんでしたので、次にメイン会場である近江八幡中心エリアに行きます。
今回のビエンナーレは近江八幡エリア、長命寺に加えて沖島も会場になっています。沖島は行くのが大変なのでスキップ。
近江八幡エリアは八幡神宮前の駐車場は平日でも一杯です。土日祝になると周辺も一杯になります。ちょっと駐車場事情は考えてもらった方がよさそうです。
近江八幡エリアは八幡神宮前の駐車場は平日でも一杯です。土日祝になると周辺も一杯になります。ちょっと駐車場事情は考えてもらった方がよさそうです。
堀と町家が一緒になっており、近江商人の贅を凝らした家屋も見どころで、京都とはまた違った価値があると思います。
それにここは何故かインバウンドの外国人がほとんど来ていない。
今回のビエンナーレで筆者の1等賞はこの作品です。北浦雄大さんという若い作家さんの作品ですが、平等院にある楽器を奏でる天上の像たちを模していると思いますが、この像のボディは網目になっています!
今回のビエンナーレで筆者の1等賞はこの作品です。北浦雄大さんという若い作家さんの作品ですが、平等院にある楽器を奏でる天上の像たちを模していると思いますが、この像のボディは網目になっています!
3Dプリンターを使って作ったそうです。この玉虫色の輝きはメタリックパウダーを使っています。若い作家さんだけあって、新しい技術を使いこなしていますね。
でも、彼の作品を見て感じるのは、宗教世界への本質的な肌感覚であり、調べてみると、北浦さんは東大寺の幼稚園に通っていて子供の頃から仏教とは近かったそうです。なるほどな、と思いました。
これは生贄にされた牛の裂かれた体から心臓(魂)が天上に献上されている様を表現しているのだと思います。漆もふんだんに使われており伝統技術にも通じています。
これは生贄にされた牛の裂かれた体から心臓(魂)が天上に献上されている様を表現しているのだと思います。漆もふんだんに使われており伝統技術にも通じています。
近江商人が芸術家たちのパトロンになっていたことの証ですね。
昔の伝統家屋は鴨居が低く、おまけに作品を際立させるために薄暗いので、2回頭を鴨居にぶつけてしまう。特に2回目はたんこぶができるほど痛かった。
津守秀憲(つもりひでのり)さんの作品。この人はガラス加工の専門家で地殻変動や鉱物をテーマにしているとのこと。鉱石から抽出したガラスを使って、再び自然の鉱石に似たオブジェを作るのが面白い。
この村山大明(ともあき)さんの作品が、今回の筆者の2等賞!この方は山村で育ち農業学校卒業後に農業に携わった人で、ドローイングは観察だと言います。
津守秀憲(つもりひでのり)さんの作品。この人はガラス加工の専門家で地殻変動や鉱物をテーマにしているとのこと。鉱石から抽出したガラスを使って、再び自然の鉱石に似たオブジェを作るのが面白い。
途中で見かけた公園の一枚。紅葉が始まっています。
この村山大明(ともあき)さんの作品が、今回の筆者の2等賞!この方は山村で育ち農業学校卒業後に農業に携わった人で、ドローイングは観察だと言います。
筆者も菜園で野菜を育てていると、細かい観察が重要なことをいつも感じているので、農業とドローイングがつながるのか!と思いました。
この圧倒的な詳細描写には驚かされます。しかも立体的に!カブトガニについては下から覗かないとわからないような裏面にも一切手を抜いていないのがすごい。
これは変わり種。無数に置いてあるのはなんと綿棒パックです。これだけ買うと値段はいくらかな?なんて考えてしまいました。
この方はアートの世界にサイエンスを取り入れている人で、この作品は枯れた植物の断片を電子顕微鏡でスキャンしたものを組み合わせた像を使っているとのこと。人間の眼で見えないところに、こんな造形が存在するとは改めて自然の偉大さを感じる。
この作品はいったんガラスで造形したものを砕いてから再度元の形に戻して彩色。前の津守さんとテイストが似ているけれど、ここでのテーマは生(造形された形)と死(砕けたガラス)の往復のようです。
アメリカ在住のランドスケープアーティストの作品。これは4年前に展示されていたのと同じかと思います。とてもきれいなのですが、こういう自然を模したアートって、やっぱり本物の自然の美には勝てないんですよねー。
4年前はこの作品のようなLED技術を応用した多様で繊細な光のアートが多かったと思います。チームラボの影響が大きかったのでしょうね。
今年も光のアートはありましたが、印象に残ったのは、多様な素材を組み合わせて統合させた表現が多かったように感じました。世界的に有名になった名和晃平(なわこうへい)さんの影響もあるのかも知れません。
これは変わり種。無数に置いてあるのはなんと綿棒パックです。これだけ買うと値段はいくらかな?なんて考えてしまいました。
この方はアートの世界にサイエンスを取り入れている人で、この作品は枯れた植物の断片を電子顕微鏡でスキャンしたものを組み合わせた像を使っているとのこと。人間の眼で見えないところに、こんな造形が存在するとは改めて自然の偉大さを感じる。
この作品はいったんガラスで造形したものを砕いてから再度元の形に戻して彩色。前の津守さんとテイストが似ているけれど、ここでのテーマは生(造形された形)と死(砕けたガラス)の往復のようです。





















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