昨年2019年2月にも、同じく霧氷バスで高見山(1248m)に登り、少々吹雪く中、霧氷を堪能してきました。
霧氷バスは、他にも和佐又山や観音峯へこの時期に限り運行してくれています。和佐又山(1344m)は大普賢岳から東のルートにある山、観音峯(1348m)は天川村から山上ケ岳へのルートの途中にあります。
山の位置です。高見山に行ったときと同様、榛原駅(はいばら)から霧氷バスで送迎してくれます。片道一時間以上かかります。
今年は異常な暖冬で、京都市内も完全に一度も雪にお目にかかることもなく、三峰山も、昨日1/24のヤマレコのブログを見ると、「霧氷全くなし😩」と書いてあったので、相棒と「やめようか」とも言っていたのですが、結局天気もいいしまあ行ってみようということに。
結局は、少しではあったものの、無事霧氷を見ることができました
京都の自宅を6時過ぎに出て、あくびを連発しながら、榛原8:15分のバスに乗り込み、9:30から登山開始です。去年、高見山に登った時はバスが三台出ましたが、今回は1台のみでした。
これが実際のルートです。右下の三角形をぐるっと回っているあたりが頂上で、今回かろうじて霧氷が見れたエリアです。
全体コースの半分弱くらいが林道で、登山道も岩場、クサリ、ハシゴの類は一切なく、愛宕山に登るくらいの感覚です。
これがバス停で配られたマップ。左が北方向なので、右に九十度回してもらうと、上にルートに重なります。上が二つルートがあり、上部が林道で不動滝を見るコース、下部が登山道と景色を楽しむコースで、我々は早く霧氷を見たいので林道を行きました。
これが出発地点から頂上を見上げた立体ルートです。我々は時計回りに進みましたが、どっち周りでもいいかと思います。
みつえ青少年旅行村から少し歩くと、分岐点に出ます。この橋を渡ると登山道ルートで頂上に向かいますが、我々は早く霧氷を拝みたいので、まっすぐ林道を進みます。
林道です。
不動滝の手前で林道が終わります。
不動滝です。
お不動さんをお祀りしているのでしょうか。
さてここから急坂がしばらく続きます。
山小屋にたどり着きました。相棒は汗で体から湯気が立ち上っていました。
かなり大きな山小屋です。本来ならば寒くて中で休憩するのでしょうが、天気も良く、外で熱いお茶を飲んで一服します。
立派なブナがいます。
山小屋から頂上に向けて進みます。
地面を見ると霧氷のカケラが。なんとか霧氷が見れるに違いないと心弾みます。
遠くに雪がちらほら見えてきました。この冬初めて雪を見ます。
山頂までもう少し。
青空は素晴らしいのだが、まだ霧氷がない。。。
大日如来の石碑にお地蔵さんのように帽子をかぶせています。
ついに霧氷が見れました。ヤッタ~。
去年に比べれば羽根は小さいですが、それでも十分霧氷です。霧氷は夜の間に出来て、どうやら昨日は雨が降ったらしく、すべて溶かされてしまったのでしょう。
光のグラデーションとボカシが素晴らしい。今回のベストショットです。
誰が作ったのか雪ダルマがブナの枝に佇む。
ブナの枝にも少しですが霧氷が。
このスポット。木曽御嶽山ビューポイントと書いてあるのですが、本当にここから見れるのでしょうか。
よく見ると、遠くに雪をいただいた山が見えます。
拡大写真です。さすが3067mの巨峰。八経ヶ岳から富士山が見えると言いますから、ここから御嶽山が見えても不思議ではない。まさに天界の眺め。
さて頂上に向けて雪のじゅうたんを進みます。
カップヌードルを食べて行動再開。少し行くと八丁平に出るが、ここの景色もすばらしい。
相棒が「ARヤマナビ」というアプリを教えてくれました。スマホをかざすだけで、カメラにうつしだされた山々の上に名前が出てくるという超スグレモノ。
画面中央やや右に雪の白い色が見える山は、八経ヶ岳だということがわかりました。
Wikiで見るとこの時期の八丁平はこんな感じなのだそう。
八丁平から少し行くと少しばかりの霧氷が楽しめます。
やはり青空との対比がよい。
樹々の隙間に見えるのが、高見山。こちらの三峰山と高度もほぼ同じで雪はあまりなさそう。
帰りは新道峠方面へ向かいます。
本当はこのあたりも霧氷があるはずなのですが、残念。
ブナが集まっています。
新道峠に来ました。
ここで方向転換です。
つづら折りの下りが終わると造林小屋のある林道に出ます。
あとはゴール地点まで林道。
山の神入り口。この上を進むと、山の神と言われているヤマザクラの巨木が見れるようです。
14時前にゴールに到着。榛原駅に戻るバスが15時発なので、それまで売店で休憩。生原酒300円をいただきました。本当はこのあたりでも相当寒いのでしょうが。まったく真冬といった感じはしません。
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