ちなみにTOEICは10年以上ぶりに受けたのですが、竹田駅から猛暑のなか歩いていったので、汗だくで始めたテストは、以前に比べてすごく長文が増えて、全く時間が余らず2時間ギリギリでした。
では気分を変えて伏見稲荷へ行ってみると想像以上の人だかり。しかも半分以上は外国人。まったく京都もえらいことになってしまったものです。ちょうど本宮祭(もとみやさい)の最中だったので、余計に多かったのかもしれません。
コンコン狐様もいろいろ見ますが、さすが伏見稲荷神社の狐様、めちゃくちゃ貫禄があります。伏見稲荷は全国3万か所あると言われる稲荷社の総本山で、秦氏が興しました。秦氏については前回の蚕ノ社のブログで書きましたのでそちらをご覧ください。
大変な観光客の数ですが、こうして人の少ない一瞬を写真にすると、確かに風情があります。
千本鳥居が続きます。
この池は新池(しんいけ)と呼びます。こだま池とも言われ、拍手を二回打つと、こだまの帰ってきた方角に、失くした人の手がかりがあるということです。別に失踪者が家族にいるわけではないので必要はありませんが。
新池の傍らにあったモノ。これはお墓なのか?何かを祀っているのか?よくわかりませんが、鳥居がお供え物のようにいっぱい置かれています。
ところどころにあった鳥居奉納のご案内。10号鳥居は直径30cmなので、かなり大きな鳥居の部類にはいりそう。130万円という値段もそこまでの鳥居を考えればそんなに高くは思えない。予約待ちだそうですが、収入には困ることはないでしょうね。
全体の地図です。
四つ辻に着きました。眺めがいいのと、飲み物も食べ物もいろいろあるお茶屋さんがあるので大賑わいです。
こちらから右と左のどちらからでも頂上にいけますが、右回りをチョイス。ご覧の通り、人の数がグッと減ります。多くの人は四つ辻で引き返してしまうのではないでしょうか?
頂上はこんな感じで所狭しと鳥居や墓石(?)が並んでいます。
頂上を過ぎて下山していきますが、右手に細い道が出てきます。こちらに入って稲荷山横断コースをとります。
若干迷いながらも進んでいくと普通の山道の景色になってきます。あれだけの観光客がいたのに、こちらのコースにはいると、ただの一人ともすれ違いません。
崩れかけたような神社がありました。ちょっと恐ろしい感じ。
テレビ塔の残骸がありました。これはアンテナからの信号か電力の制御盤っぽい。NHKのシールがあります。いったいいつまで使われていたのでしょうか?MIHARUという銘板で調べると、いまでもミハル通信という会社がありました。
正直いってあまり歩いていて楽しいと思わなかった。虫がいっぱいいたせいもあるし、なんとなく感じる空気が良くない。
山科の方にでてきました。横には何か巨大な建築物が。なんだろうと思い、調べてみるとその下を通る阪神高速8号のトンネルの廃棄塔ということです。廃棄塔にしては表面のデザインが凝っている。
出てきたところはこんな感じ。稲荷山登山口とか、なんの標識もありません。聖なる山に巨大な穴をあけて、車がビュンビュン通るのを神様が快く思っているはずがなく、それがなんとなく暗い空気につながっているのかな?と感じました。いずれにせよ、このコースはあまり人にはオススメしません。
もう少し歩いて振り返ると稲荷山が見えました。
帰りに寄った坂上田村麻呂(さかのうえたむらまろ)の墓。蝦夷地を征服したことで有名ですね。
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