2018年11月11日日曜日

善峯寺と大原野神社の紅葉

西京区にある善峯寺と大原野神社を訪ねます。
レンタカーでまずは善峯寺に行きますが、このあたりは道が入り組んでいて対向一車線も多く運転に気をつかいます。


善峯寺の駐車場はゲート式で係員も待機しており、京都の西の果てのようなところなのに意外な感じでしたが、降りてみて周りを見るとその紅葉の美しさに人気の理由がわかりました。

善峯寺は平家物語以前の平安中期(1029年)、恵心僧都の弟子、源算上人により開かれる。鎌倉時代には僧房52に及んだが応仁の乱で大半が焼失、その後、徳川綱吉の母、桂昌院を大檀那(檀家のこと)とし現在の鐘楼、観音堂、薬師堂などが復興されました。


駐車場からみた山の景色。真っ赤な紅葉もいいですが、いろいろな色が混じっているのも風情があります。


想定以上の紅葉の美しさです。



こちらが案内図。山門から入ります。





本堂へ上がる階段。背景には山々が連なる。ポンポン山もこの方向だけど写っているのはもっと手前の山。


手水ですが、紅葉があしらってあって美しい。


こんなに良い紅葉が見れると思っていなかったので嬉しいサプライズ。




こちらが本堂(観音堂)。


元々52の僧房を誇っていただけあり、かなりの広さです。本堂からどんどん上に登っていきながらのお参りになります。



多宝塔。


「遊龍の松」と名付けられた、全長37メートルの長い枝にされた松。


まだ登ります。


釈迦堂の中。外から撮影したのを拡大。


少し遠いですが京都が一望できます。


まだ上に登ります。これは稲荷社。伏見稲荷みたいに鳥居が連なります。


この稲荷社から薬師堂へ続く道の紅葉が一番きれいでした。




さて、善峯寺を後にして大原野神社に車で向かいます。鳥居はコンクリートの味気ない。実は前日伊吹山を登っていて、善峯寺で登ったあとまた長い階段を見るとちょっと気がへこみます。

大原野神社は桓武天皇が長岡京遷都の際、春日大社の分霊を勧請(かんじょう)したのが発端で、神社の社格を表す一つである二十二社のうちの一つになっているほどの由緒正しい神社。


階段を上ったところの第二の鳥居のまわりの紅葉が素晴らしい。げんなりした気分も晴れました。



三の鳥居で、この先が本殿です。本殿は写真を撮るのを忘れましたが、屋根の上のX(エックス)字型の飾りが見えています。


春日大社から分霊しただけあり、神殿は春日造りと言われる構造です。写真はWikipediaより。

鹿の狛犬。というか狛鹿?おめめが黒ガラスになっていてかわいい。


こちらの紅葉も善峯寺に負けず劣らず美しいものでした。



こちらの池のショットは本日のベストかも。


神社の前にあったお店で草餅をいただきました。セットのコーヒーもちゃんと淹れてくれていておいしい。


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