原谷苑。「げんこくえん」、と読むこともあるみたいだが、正式には「はらだにえん」らしい。
金閣寺の西側の道を北に登っていくと山間の窪みのようになっている場所があり、それを原谷(はらだに)と呼ぶらしい。自転車で行ったがそこそこ勾配がきつく、途中でトボトボ歩くしまつ。
どんな道楽者が作った庭か、と思ったらとんでもない間違いで、原谷の歴史は、元々は京都のゴミ捨て場状態だった阪急電鉄の土地を、終戦後、満州から引き揚げてきた人々が譲り受け、開拓しようとしてサツマイモやスイカを育てようとしても育たず、桜を植えたところうまく育ったのがきっかけだったという。
桜の種類が多いだけでなく、ツツジや木瓜(ボケ)など百花繚乱といったところで、その場所にいるだけでハッピーな気分になりました。
赤いツツジと紫のツツジのコンビネーション。
木瓜の花。白と赤が花弁にさしてかわいい脇役。
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