コロナ感染者が予想外に減少して喜ばしい気持ちよりも、なんでこんなに急に減ったの?、と誰もが不思議に思っている2021年11月です。
秋なのに暑い日が続きましたが、ようやく気温も下がりだし、ウチの畑のダイコンも立派に育ちました!
⑦印が鈴鹿セブンマウンテンズで、⑩印が鈴鹿十座です。
これが3Dのルート図です。藤原山荘から上は台地になっているのがわかります。青線が裏道の聖宝寺ルートです。
今日は4名のパーティーです(N氏撮影)。
頂上を見納めるといよいよ下山です。
鈴鹿セブンマウンテンズは1964年に近鉄が朝日新聞、名古屋テレビと共同で始めた登山大会の際につけられたグループであるのに対して、鈴鹿十座のほうは、東近江市が「東近江らしさ」を基準にセレクトした山です。
それで、藤原岳ですが、大貝戸という名前のルートのピストンで、標高差約1,000メートルの手ごたえのある行程ですが、クサリ場、ハシゴ場もなく、体力さえあれば初心者でも登れるルートだと思います。アップダウンもなく、素直な登って下るパターンです。
頂上は御池岳や入道ヶ岳と同様、カルスト台地で広く、御池岳や伊勢湾の眺望も楽しめますが、景色で言えば入道ヶ岳の方に分があります。
ルートについては、大貝戸ルート(表道)の他に、裏道として聖宝寺ルートがあり、八合目で合流します。岩場があって少し危険なようです。
今回は、朝8時半に登山開始で、完了は午後4時半、トータル8時間の山行でしたが、なんと、そのうち2時間半が休憩時間❗❗というお楽しみ系山登りでした。
早朝6時過ぎに京都を出発、N氏の愛車で高速をとばして8時に駐車場に到着。紅葉シーズンの始まりだけあって、登山口そばの駐車場は満車、少し下にある藤原岳観光駐車場になんとか駐車できました。
大貝戸登山口に向かいます。
朝の光に輝く観音様。
神武神社の横の登山口からいよいよ登り開始。
二合目。
ひたすら登りますが、急坂はないので安定して登れます。
はやくも六合目。余裕ありありです。
きつそうな雑木林の坂に見えますが、登山道がつづら折りに整備されているので大丈夫です。
八合目まできました。裏道の聖宝寺ルートの分岐点です。
八合目のスペースが広かったので、S氏が、メスティンにメッシュトレイを載せて、肉まんをふかしてくれました。途中で買ったコンビニの肉まんがぴったり収まります。豚まんだと入らないようですが、肉まんの直径を事前に調べたS氏、流石です。
楽しく食べたので40分も休憩してしまいました。
再び頂上目指して登ります。
眼下に見える湖は、鈴養湖(あいようこ)。中里ダムによる貯水池で、三重用水の水瓶だそうです。
この辺りから石灰岩の露岩が特徴的になってきます。登山道の南側には大規模な石灰の採掘所があるようです。
御池岳ほどではありませんが、ところどころ石灰の石柱(カレンフェルト)も見られます。
春にはフクジュソウやカタクリが咲くそうです。藤原岳は花の百名山の一つ。
カメラを向けると、突然遠くを眺めるN氏。
藤原山荘に着きました。天気が良くて気持ちいいので、少し早いですがランチにします。
ここで楽しく食事をして、40分の休憩。
ランチの後は頂上を目指します。すぐそこに見えるので走っても行けそうに見えます。
藤原山荘からは、天狗岩にも往復1時間で行けますが、今回はパス。
実は天狗岩(1171m)のほうが、藤原岳山頂(1140m)より高い。
意外にも頂上までアップダウンがあってが、意外にラクではありませんが、軽快に駆け上がるS氏。
頂上に向かう地面一面を覆っている★型で綺麗な苔は、スナゴケという種類で、なんと水と光さえあれば育つそうです。石灰質で土も少ないので、スナゴケの独壇場なのでしょう。
記念写真。いいかんじ。
御池岳がよく見えます。写真にはありませんが、雪化粧の伊吹山も見れました。
頂上の裏を見ると結構な岩場です。
頂上付近の石灰岩に何やら漢字が書いてあります。「覚豊霊神」の旧字体のようで、神道の一派でしょうか。横に文政と記してあるので江戸時代の真っただ中。
さて、再び藤原山荘に戻って、お待ちかねのぜんざいです。N氏が餅をあぶってくれています。
小豆にお餅を入れ、さらに私が持参した丹波栗の甘露煮を入れてぜんざい完成❗
その後、T氏持参の携帯用ネスプレッソで淹れた、クリーミーなエスプレッソをいただきます。ここでもまた、楽しく食べたので、休憩時間45分。
ながらく寛いだせいか、藤原山荘の人影もまばらになっていました。
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