なぜためらっていたかというと、渡渉が多く、橋は崩れ危険地帯が多く、ヒルが多く、しかも眺望がない、という風にネットのブログに書いてあったから。
最高峰でなかったら、完全パス。
それでもよく調べてみると、危険でヒルが多いのは、北回りの足尾谷、ツボクリ谷からのルートで、橋が残っていたころは皆子山の代表的なルートだったようですが、今の人気ルートは、東尾根コースと言われる、平バス停から真っすぐのコースで、以前はミヤコザサが繁茂していて歩きにくかったようですが、今はそうではないとのこと。
今回は会社の山好きのおっちゃん3人グループの三行です。車に乗せてもらったのですが、駐車場がなく、脇道のスペースを見つけて停めるのがちょっと気を使いました。結構みんなスピード出して走っているので危ない。
山装備を整え、今回ヒル対策で購入した、「ヒル下がりのジョニー」を靴下と靴に振りかけます。「ヒル下がりのジョージ」になぜしなかったのでしょうか?どうでもいいですが。
正教院の脇道を通っていくと登山道です。正教院はなかなか立派なお寺でした。
こちら、おっちゃんズの面々。
東尾根コースは、ショートカットだけあって、取り付きの登坂がかなりのもの。青のテープは林業の境界線を示すものらしいです。
青のテープは結構広範囲に巻かれているので、登山道を示す、赤や黄色の目印テープをこの中から探して進みますが、要所要所に目印テープがあるので、あまり迷うことは少ないです。
ふと見ると、パノラマというほどではありませんが、琵琶湖が見えます。眺望を期待していなかっただけにうれしい。
GoogleMapで、皆子山から東方向を眺めるとこんな感じ。琵琶湖の下から三分の一くらいの場所です。
数週間前の台風の影響です。倒木も心配していたのですが、思ったほどではなく、ときどき跨いだり迂回する程度で、冒険を要するような箇所は皆無です。先週登った愛宕山のほうが倒木はひどかったです。
北方向の視界が広がる場所がありました。京都府第二位の峰床山かな?よくわかりません。
頂上に到着しました。眺望は決して悪くはないです。少しでも琵琶湖が見えるだけで随分違うものです。
頂上のスペースは割と広くお弁当が食べやすいのですが、逆にピークといった感じが全然しないところが京都府最高峰のはずのオーラの無さに関係しているのでは?
帰りに見つけた武奈ヶ岳。
GoogleMapで確認。武奈ヶ岳で間違いない。
急坂の下りで、落ちた杉の葉などで、すべりそうになりましたが、なんとかストックで持ちこたえ、正教院の墓地裏へたどり着きました。
今回は天気が非常によかったのもあり、問題は杞憂に終わり、とても楽しい山行となりました。
ただ、最後に車に戻って、「さあ出発」と行ったときに、仲間の一人の手の甲に小さなヒルが一匹吸い付いていました。手袋を下に置いていたときかな?と言っていましたが、油断も隙もないです。
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