桂離宮の抽選にあたったので行ってきました。
20人くらいのグループで、ガイドはときどきダジャレを飛ばすおっちゃんです。
桂離宮を最初に築いたのが八条宮智仁親王(はちじょうのみや としひとしんのう)で、八条宮は後に桂宮といわれた。
桂宮はなんと明治時代まで続いたが断絶し、桂離宮も宮内庁の管轄となったということ。
ツアーが始まる前の待合室にあったマップです。
桂離宮は最古の回遊式庭園らしい。確かに庭園の真ん中に位置する池のまわりに茶室や書院、また食事の庵などが配置されていて、池と季節の花や緑が120%楽しめるように設計されている。
茅葺屋根がちょうど補修中で、出来上がった頃でした。新しい茅葺屋根というのをめったに見ないのだけれど、切り口があざやか。今でも職人さんがおられるということなのね。貴重だ。
真ん中の字は「花」ということ。文字通り、花を観賞するための亭。
何の鳥でしょう?わからないけど、水面に映って真っ白ら姿がいと美しい。
季節柄、梅がもっと咲いていればよかったのに、と思いました。ツアーの間、白梅と、この紅梅の二本だけだったのが少し寂しかった。
特にお月見と紅葉に並々ならぬこだわりを持っているようで、特に印象深かったのがツアーの最後に出てきた月波楼。炭火で釜を炊ける設備があり、ここで夜に蝋燭の明かりで薄暗く照らされる紅葉のそばで、黄金色に輝く月に照らされて冷酒でも楽しめれば最高だ。
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