【高麗橋の京街道のスタート地点を示す標石】
今日はいよいよ京街道を歩くと決意した。今年一番の寒さなので上下ヒートテックで完全防備。
まずは、中之島の大阪国際美術館で、イタリア絵画を観た。大昔にイタリア旅行したときに、そういえば、ティントレットって見たな、と思い出す。中世の西欧絵画って受胎告知、キリストの誕生がやたら多いので確かに素晴らしい絵なんだけど、だんだん飽きてくるのは否めない。むしろ中世の画風で自由なテーマで描かれたラファエル前派の作品達が観たくなった。またやってくれないかな。
体がガシガシに凝っていたので、美術館のそばのマッサージ屋さんでマッサージをしてもらってから、いざ出発。
まずは京街道の出発地点である高麗橋。この橋は江戸時代は役人たちが通る非常に位の高い橋(公儀橋)だった。しかし横堀川の上に高速道路を建ててしまったせいで、本当に大阪の美観は死んでしまったなぁ。
右手に大阪城を見ながら歩く。大阪城っていつも思うのだけれど地面から撮ると樹木が邪魔でちゃんと写らないんだよなぁ。
OBPのクリスタルタワーはいつ見てもかっこいい。今の大阪の好きな景色の一つ。
クリスタルタワーの横に、なにやら大きなビルが建設中だ。調べてみると、新MID大阪京橋ビルというらしい。完成したらクリスタルタワーの2/3くらいの高さになるみたい。
京橋に行く前に、野田橋跡の石碑を見つけた。こんなところに昔は川があったんだな。調べてみると昭和の初めに埋め立ててしまったらしい。新地にあった蜆川みたいだ。野田橋跡はわびさびの欠片もない殺風景な場所となってしまった。昔は人々が橋を渡っていたなんて歴史好き以外は誰も知らないのだろう。
京橋を通り過ぎてからひたすら歩くが、正直あまりおもしろいものではなく、被写体もない。京街道には地元の商店街が時々あるのだが、無残な状態。なんとなく荒んだ感じで寂しく感じた。
もう少し歩こうかと思ったけれど、京阪守口駅から先は、京街道と京阪駅がどんどん離れていくので、今日はここまでにした。
商店街にあるたこ焼き屋さんで明石焼きを食べた。なかなか美味しかったけど、となりで4時なのにおばさんが一人でビールを飲んで店長に大声で自分の話をしていた。大阪らしいけど、正直うるさかったわ。
大体2万歩弱。
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